飛距離は腕力ではなく脚力Ⅰ~ボールが飛ぶ仕組み~｜【オンラインでゴルフレッスンならRaRa LESSON】 | ゴルフのレッスンプロならRaRa LESSON | ブログ

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『飛距離は腕力ではなく脚力』を３回にわたってご紹介していきます！

【飛距離を生み出すのは腕力】だと思っていませんか？

これは間違いです🙅

わかってはいるがどうしても腕に力が入ってしまう。。。

という方もいらっしゃると思います！

そういう方は本当の意味で腕力はいらないと理解しきれていない方が多いです。

今回はどのような原理でボールが飛ぶのか、飛距離を伸ばすには物理的にどうしたらいいのかを１つ１つ解説していきます。

《飛距離の三大原則》

• 初速
• 打ち出し角度
• スピン量

全てのクラブこの３つの物理的エネルギーでボールは飛びます。

“初速（Ball Speed）”インパクト直後に計測されるボールの速度

飛距離を生み出すのに大切なのはヘッドスピードではなくボールスピードです！

ヘッドスピードがなければボールスピードはもちろん速くはなりませんが、「芯」に当たっているかがポイントになります。

例えば、（※打ち出し角度とスピン量は同じとします）

A　ヘッドスピード・・４０

　  ボールスピード・・６０（ミート率1.5０）　　この数値のショットと

B　ヘッドスピード・・４３

　  ボールスピード・・５８（ミート率1.35）　　この数値のショットでは

ヘッドスピードが３も速いですが、ボールはAの数値の方が飛びます！

ヘッドスピードが速くても芯を外しボールスピードが出なければ飛距離をロスしてしまいます。

“打ち出し角度（Dynamic Loft）”水平面に対してボールがどの角度で飛び出しているかを示す値

ドライバーの表示ロフト通りに当たっていると思っている方は多いのではないでしょうか？基本的に表示ロフト通りに当たることはありません。

ドライバーの理想的な打ち出し角度は１５°前後と言われています。

打ち出し角度が１５°になるようにスイングを修正するもしくは、使用クラブのロフトを調整する方法があります。

最近可変ロフト式ドライバーが増えています。可変ロフトでロフトを調整しても問題はありませんが、ロフトを寝かすとフェースが右を向き・ロフトを立てるとフェースが左を向きます。なので可変ロフトでロフトを調整するのはオススメしません。

ノーマルの角度で適正ロフトになるクラブを使用するのが最適です！

“スピン量（Spin Rate）”インパクト直後のボールのスピン量

ドライバーの理想的なスピン量は２７００−３０００と言われています。

スピン量が多いと飛び出してからボールが高く上がりすぎ、スピン量が少ないと飛び出してからボールが落ちて「ドロップ」してしまいます。

スピン量に直接的に影響があるのは入射角（Attack Angle）です。ダウンブローにインパクトするとスピン量が増え、アッパーブローにインパクトするとスピン量が減ります。

ドライバーの理想的な入射角はアッパーブロー３°です。

《まとめ》

• 初速
• 打ち出し角度
• スピン量

基本はこの３つの組み合わせでボールは飛びます！そこに軌道やフェースの向きなどでボールの曲がりが決まります。

飛距離の三大原則の中で飛距離アップを行うのに、まず初速が必要です！

そこで、初速を上げるためにはどうすればいいかを次回ご紹介します！

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